Ichigo letter

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井の中の蛙

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ずっと同じ環境、同じ種類の人間の中にいると

自分が井の中の蛙になっていることには気付かない。

そこが、

心地の良い場所でも、

心締め付けられる場所でも。

そこが

都会でも

田舎でも。

そこが

日本でも

外国でも。



少しの間だったけれど、

四国の小さな村で、

旅行者ではない生活者としての疑似体験の機会を得て

大阪に戻ってきた。



大阪駅に着くと

その人間の数の多さと多様性に改めて気がつく。

大阪出身の自分は

そんな中で育った。

大自然も綺麗な空気も水もないけれど、

今回は

とてもホッとした。



都市では、

日本だけでなく

どこの国でもそうだろうけど…、


良いものも悪いものも

綺麗なものも汚いものも

冨も貧も

安全も危険も同時に存在する。

多種多様のものが入り乱れて存在する。

同じ人間は存在しない。



自分も他人と違ってていいのだ。


子供達が育ったマレーシアも多民族国家。

肌の色も習慣も言葉すら違う人たちが

一つの国の中で暮らしている。

多様な事が当たり前の暮らし。



自分の居場所が井戸になりつつある時、

そうだと気づくセンサーをもっていれば

心も少しは解放されるんじゃないかな。。。。

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by ichigoenglish | 2013-08-30 15:38 | 暮らし | Trackback | Comments(0)

貴婦人と一角獣展

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大阪の国立国際美術館での

「貴婦人と一角獣展」 ( The Lady and the Unicorn ) に行って来ました。


中世ヨーロッパのタペストリー( tapestry )、

6枚のシリーズになっていて、それぞれがテーマをもって作られています。



興味のあったのは、

そのベースとなる赤色と

多彩な動物や植物たち。

そして、何といっても一角獣、ユニコーン。


ユニコーンは伝説上の動物で、

始まりはインドの動物 オリックス がモデルとなっていると言われていますが、

私たちのよく知るのは

角を持った白馬、

華麗で優しいイメージ・・・ですね、

でも実は

獰猛で、勇敢で、力強い、自信過剰な動物らしいです。


その角は解毒作用があるそうで、

権力者たちはその角を欲しがったとの事。

でも、生け捕りは難しく、

たとえそうできたとしても

飼い馴らすのも困難。

気性の荒さから、捕まると自分で死を選んだりするとか。


ただ、清い乙女にだけは心を許す、との伝説。



タペストリーの中のユニコーンはそんな風には全然見えなくて

優しいまなざしで貴婦人を見ています。

その貴婦人は聖母マリア、

ユニコーンはキリストを象徴しているのではとの見方も。



ヨーロッパでは

旧約聖書や紋章などにもよく登場するユニコーン。

獰猛でありながら、その強さと清さ、恐れを知らない姿は

神の力を感じるものとしてとらえられていた面もあるようです。



美術の事はよくわからないけれど、

赤と紺がとても綺麗で、

そこに描かれている多彩な動植物は

ユニコーンとともに

それぞれがストーリーを作り上げていて

いろいろ想像をめぐらせて

楽しい時間を過ごせました。
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by ichigoenglish | 2013-08-20 17:36 | Trackback | Comments(0)

食べること

いつも興味深い話題が満載のTED talk

TED talkとは、「広める価値のあるアイディア」をスローガンに、

学術・エンターテイメント・デザインなどの様々な分野の人が講演を行い、

それをインターネット上で無料公開し、

各国の言語に訳すボランティアとともに世界に配信されているものです。



今回ご紹介したいのはこのお話。

アメリカの肥満と食の関係から、食文化をきちんと子供達に伝えることの大切さを語り、

アメリカから世界を変えようと活動されている

イギリス人シェフであり、小さい子を持つお父さんがプレゼンテーションを行っています。


最近、忙しいのと、この暑さも加わって

夏休みで子供達も家にいるので、食事を作るのが面倒なこともたびたび。。。

食べることをおろそかにしてはいけない、

・・・と頭ではわかってて

罪悪感を感じながらも

簡単にすませてしまったり・・・。



ここ2年ほど、友人をきっかけに

マクロビオティックのお料理と考え方を知って

食の大切さを感じながら、

実践しようと頑張ってきていたのに

ついつい忙しくなってくると

易きに流れる自分に反省。



食べることは生きること。

忙しさを言い訳にできない現実があります。

このプレゼンテーションを行っているイギリス人の

草の根の活動は

私にマクロビオティックを教えてくれた友人達に

共通するところが沢山あって

もっともっとそういった動きが

世界中に広がっていけば、

食べることのみならず、

物の考え方も変わっていくと思います。



この間、薬師寺の管主が言っていたことに

働くという事は「かせぎ」と「つとめ」の二つの意味があると。

「かせぎ」は食べていく(生活する)こと。

「つとめ」は世の中での自分の役割を果たすこと。



このプレゼンテーションで、

その内容の「食文化を伝えることの大切さ」だけでなく、

講演者、Jamie Oliver氏の自分の仕事の「つとめ」という態度にも感動しました。



その講演はこちらから(TED talk - Teach every child about food)
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by ichigoenglish | 2013-08-13 08:21 | 海外 | Trackback | Comments(0)

夏は修行?!

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いつもわがままで甘えん坊の息子が、

自ら「行く」と言った 奈良 薬師寺 での修行、

夏休み 青少年の寺子屋」 。


お坊さんの法話を聞いたり、

お経をよんだり、 

掃除、

食作法 や 文化を学んだり、

感謝の心、

敬いの心を身につける修行。



奈良の子供たちばかりかと思いきや、

遠くは鳥取から来たとか、

石川から来たとかいう人もいたようです。



開校式には小さな声だった子供達が、

今日の閉校式ではすごく大きな元気な声で

背筋も伸びていてびっくり。

息子なりに

自分の中の何かを変えたいという思いもあったようです。

「修行」では、つらいことや厳しい事もあった様子。

それでも、終わりに

お坊さんや指導して下さったリーダーのお兄さんお姉さん達と

笑顔で写真を撮ったり、

お坊さんに名刺をねだっていたりするところをみると、

しんどいながらも楽しかったのかな・・・。




たった4日間の修行では

すぐにそれほど大きく変わるとは期待していないけれど、

息子の中に何かの種がまかれて

これから

それが少しずつ育って

花が咲き、実を結ぶ日が来ればいいな~と思います。

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by ichigoenglish | 2013-08-11 14:41 | こども | Trackback | Comments(0)

奈良 燈花会

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奈良の夏の恒例行事、燈花会(とうかえ)に行って来ました。

娘の大阪のお友達も一緒に

夏の夜のそぞろ歩き。

延々と楽しげにしゃべり続ける高校生の女子達。。。



約2万本のろうそくが灯されて、

奈良を訪れる人々の祈りを表わしているそうです。


こんな風に

沢山のろうそくの灯を見ながら、

そして

おしゃべりしながら、

ゆっくりと歩きまわれる時間は

当たり前のようで

当たり前でないのかもしれない。



今ここに自分がいること、

生きていること

笑える事

感謝です。
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by ichigoenglish | 2013-08-10 23:05 | 奈良 | Trackback | Comments(3)

夏休みin Kobe

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去年から夏休みのプチ家族旅行は神戸です。

ネコを飼っているので遠出ができないのと
(ペットホテルでは極度にストレスを感じているらしい)、

海あり山ありプールあり、美味しいモンあり、ついでに買い物もできて。。。で、

大阪と四国の妹家族とも合流して、

3姉妹の家族がそろってお泊りでした。

日ごろ、離れているし忙しく

夫軍も含め、なかなかそろって会う事もできないので

こんな機会もいいもんです。




当然、5人の子供達は大はしゃぎ!

いや、大人も結構楽しめました!


プールで、Jaws のサメのマネをした夫に

キャーキャーと喜んで逃げる子供達。

まだまだこんな遊びができています。。。。






気がつくと、何も上着を着ずに水着のままだった私の背中は大変なことに。。。

suntan ( 浅黒くなる日焼け を言う )

というよりは  
 
  burn ( やけど )


・・・というわけで、

 sunburn ( 赤い炎症を起こす日焼け )


になってしまった背中を必死で冷やしている今です。

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by ichigoenglish | 2013-08-06 10:14 | 暮らし | Trackback | Comments(0)

仏教のお話

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         (写真: うちの庭で食べ残しの種から育ったカボチャに花が咲きました。)

前回の勉強会で、私の担当したTopicをご紹介します。

外国人とかかわる時に、宗教的な考え方や、それに基づく文化を意識する事はしばしば。

仏教の話、となると難しく聞こえますが、
日本人の歴史・文化・考え方にも深く根付いています。

仏教を中心に、キリスト教・イスラム教などとの比較や宗教に関して
分かりやすく、多くの本を書かれている 宗教学者、 
ひろさちや 氏 の本を元に 英訳してみました。

和訳は後に。



【A story from Buddhism 】

There is a story which tells the essence of Buddhism quite well.
It begins like this...


A long long time ago, in India, there was a woman who lived
in Sravasti in Kosala.
Her name was Krisha Gautami.
Krisha literally means " very thin ".

After she married, she wished to have a baby for a long long time.
Then, finally, she got a baby boy.
She was so happy and adored him so much, as you can imagine.

But life is sometimes really mean...
The baby boy who was by now, walking suddenly had very high fever!
Unfortunately, soon after he died....

Too much grief had driven Gautami mad.
She held the body of her little son, walked around the town asking
for medicine to bring him to life again.
She had gone mad. She walked around her town shouting and
wailing for help.
Nobody helped and the body of her son started to decompose.

Suddenly, a man appeared in front of her.
He was the Budda.
He said to her,
" I will make medicine for your son to be alive again."
Then he asked her to collect mustard seeds to make it.
But the mustard seeds should be only collected from houses
which never experienced a person’s death.

Gautami thought it was easy, and she began her task.
She visited every house in the town, but never found
even a single house which met her needs.
As she visited the houses, people told her about their grief
for the death of their loved ones.
She was even told of the same experience from a lady
who lost a child the year before.
Some people burst into tears when they told their story
about their loved ones.

As she listened to the people's stories, her madness slowed down.
She realized that it was not only her who had experienced great grief.
She found that although many people had had similar experiences
to hers they had recovered and were trying to live positively.

Then she went back to Buddha.
Buddha asked her,
" Did you bring the mustard seeds?"
Gautami said firmly,
" No. But I don't need them anymore. I will bury my son's body
in a grave."


This is the Buddha's salvation.
Buddha doesn't help directly,
but his teachings make people realize how to live happily.
Buddhism doesn't tell of miracles, but calls to your wisdom inside.

The famous sutra " 般若心経" is the sutra to call to your wisdom.



< 日本語訳 >
 
【仏教からのお話】

ここに仏教についてよくわかる一つのお話があります。
それは、こう始まっています。

昔々、インドのコーサラ国の舎衛城というところに ある女の人が住んでいました。
彼女の名前はクリシャー ガウタミーと言いました。 
クリシャー とは「とても痩せた」という意味です。

彼女が結婚してから、長い間ずっと赤ちゃんが欲しいと願っていました。
そして、とうとう、男の赤ちゃんを授かりました。
彼女の喜びようといったらありません。もちろん、その赤ちゃんをとてもかわいがりました。

しかし、人生とは時に大変意地悪なものです。
やっと歩き始めた赤ちゃんは、突然高熱におかされてしまいました。
そして、残念ながら、すぐに亡くなってしまいました。

ガウタミーは悲しみにうちひしがれ、頭が狂ってしまったようになりました。
彼女はその死んだ赤ちゃんを抱えたまま、誰かが生き返りの薬を持っていないか、と
舎衛城の中を走り回りました。
彼女は気が狂ったように叫び、生き返りの薬を求め続けていました。
もちろん、赤ちゃんの死体は腐り始めてきました。

すると突然、ある男の人が、彼女の前に現れました。
その男の人は、お釈迦様でした。
お釈迦様はガウタミーに言いました。
「女よ、私がおまえの子供を生き返る薬をつくってあげよう。」
そう言って、彼女に薬の原料となるカラシ種をもらって来い、
とお命じになりました。
ただし、そのカラシ種は、これまで死者を出したことのない家からもらって来なければ
ならないと。

ガウタミーはそんな事は簡単な事、と早速出かけました。
彼女は舎衛城の町の家々を訪ねて回りました。
でも、どの家もどの家も 彼女の求めている、死者を出したことのない家はありませんでした。
彼女が家々を訪ねて歩いているうちに、
それらの家の人々が自分たちの愛する人が亡くなった経験をガウタミーに話しました。
彼女は彼女と同じように子供を去年亡くした経験を持つ女のひとにさえ出会いました。
ある人たちは愛する人が亡くなった話を涙ながらに語りました。

ガウタミーは、家々を回って人々の話を聞いているうちに、
彼女の狂気は少しずつ治まっていました。
彼女は自分だけが悲しみの中にいるのではないという事に気がつきました。
そして、彼女はどの人もどの人も悲しい経験をしているのに、じっとそれに耐え、
前を向いて生きようとしていることが分かりました。

ガウタミーは、お釈迦様のところに戻りました。
お釈迦様は彼女に訪ねました。
「女よ、カラシ種はもらってきたか?」
ガウタミーは力強く答えました。
「いいえ、お釈迦様。もう薬はいりません。この子を荼毘にふしてやります。」と。


これがお釈迦様の救済なのです。
お釈迦様は直接救いをするわけではなく、その人自身でどうやれば幸せに生きれるのか
という事に気付かせるということです。
仏教は奇跡を語るのではなく、あなた自身の中にある智慧を呼び起こすものなのです。

有名な般若心経というお経は、智慧を呼び起こすためのお経です。

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by ichigoenglish | 2013-08-03 21:17 | Trackback | Comments(0)



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